2016年7月19日火曜日

欅坂46「サイレントマジョリティー」の魅力

欅坂46の「サイレントマジョリティー」 この曲が今バズっている理由とはなんなのかを今こそ問い正したいと思う。

目次

強いメッセージ性のある歌詞

サイレントマジョリティー つまり モノ言わぬ多数派 これは今の日本の病巣そのものである。

やっかいなことは見て見ぬふりをしてなかったことにしよう 白か黒かで判断出来ないことには意見しないでおこう そのような弱腰な態度そのものへの批判である。

歌詞と振り付けの融合

この曲の魅力のもう一つは振り付けだ。

彼女らの強い意志や決意を表現したパキパキとした振り付け アイドル的な笑顔は一切なくただ淡々と舞い踊る

歌詞と振り付けの融合を明確に意図して行っているのがサイレントマジョリティーなのだ。

社会批判ソングをアイドルが歌うストーリー性

これまで世の中に多数派を創出し続けてきた秋元康が モノ言わぬ多数派でいるのは止めようという作詞したところに私は文学性・批評性を感じる。

これまで48グループでの隆盛を自ら批判する。

そしてそれを自分のプロデュースしたユニットに歌わせる。 MVの舞台は工事中の東京某所。 今オリンピックへ向けて発展途上の最先端。 こんな時だからこそモノ言わぬ多数派になるのはダメなんじゃないかと 秋元康は私たちに語りかけている。

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